宗祖・法然上人
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宗祖・法然上人

 浄土宗は、法然上人(ほうねんしょうにん)を宗祖と仰いでいます。
法然上人は、今から約870年前の長承2年(1133年)、美作(みまさか)の国、現在の岡山県にお生まれになりました。幼名を勢至丸(せいしまる)といいます。

 勢至丸が9歳のとき、お父様は敵に攻められ矢に当たって倒れます。敵(かたき)討ちをしようとする勢至丸に対し、お父様は「私の敵討ちをしてはならぬ。仏さまの教えを学び、自分たちのように殺し合ったり憎みあったりしている人間を救うような道をさがしなさい。」そういって亡くなりました。その遺言に従って勢至丸(法然上人)は比叡山に入り、さまざまな仏教や学問を勉強されましたが、当時の仏教は貴族のためのものであり、戦乱の中で不安な毎日をおくる民衆を救うものではありませんでした。

 なんとかこれら心乱れる民衆を救うことのできる教えはないものかと、法然上人は比叡山西塔黒谷(今の青龍寺)にこもって数多くの経典を読破されました。そして、43歳の春(1175年)、長き苦悩の末ついに新しい教え「仏に帰依(きえ)し、南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と唱えれば、必ず仏が救ってくださる」という他力の教えをお説きになられたのです。

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