浄土宗 八幡山成就院行慶寺

人々を病魔から守る庚申さま


お寺の入り口、お地蔵様の右隣に不気味な姿の仏様が祀られています。お顔が三つ手が六本あり怖い形相で辺りを睨んでいるようです。

 六本の手には金剛杵(こんごうしょう)、鏡、弓と矢、刀剣、そして恐ろしいことに生首を持ち、足で「天の邪鬼(あまのじゃく)」を踏みつけています。この三面六臂(さんめんろっぴ)で大忙しの仏さまは「青面金剛(しょうめんこんごう)」といい、「庚申(こうしん)さま」の名で親しまれています。

 庚申信仰は江戸時代に盛んになった民間信仰で庚申(かのえさる)の夜や青面金剛を祀り、寝ないで徹夜する風俗がありました。
寝てしまうと人身中の3匹の虫がその人の罪を上帝に告げてしまうと考えられました。道教に由来するもので、青面金剛の大威力で病魔病鬼を払い除くとしました。
庚申像は砂岩に彫られているためか磨耗が激しく、消えかかっているものもありますが、上部左右には日輪と月輪が認められます。下部台座の3匹のサルにお気づきでしょうか。手を眼・耳・口に当てており、日光東照宮の左甚五郎の彫刻でも有名な「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿です。

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